真の父母様の本体論

キリストによる三大王権を中心として展開する天一国の真理真相解説

「神様の誕生 」真のお父様が興南収容所解放直後の悲願が果たされる時が来ました!

「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編の冊子の内容を、各章の一項目ずつ、引用し公開していきます。


その次の記事で、ズーム勉強会で解説された、その項目に関する講和の動画を公開していきます。これまで自分自身で築いてきた人間メシヤが中心となる原理観を捨てて、幼子の心で臨んでくだされば、お父様の聖霊があなたを導いてくれるでしょう。


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本然世界に展開する真の父母様本体論!
前編「絶対性と神様の血統」


第1章 神様の誕生
1.真のお父様が興南収容所解放直後の悲願が果たされる時が来ました!


真のお父様が自ら執筆された原理原本は、1952年5月初めに完成されました。その第1巻に次のような解説があります。


原理原本 第1巻 「1.一つから全存在で」より
したがって、創造というのは、神の性品と二性、すなわち男性と女性はすぐに陽性陰性自体を無限小で無限大に至るまで広げたのが、この天宙の本当の状態である。だから、どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。


このみ言の意味を三分割して解説すると、まず「・・・男性と女性は」までの前部分は次のような内容になります。


「神様の性稟(性品)と二性は形象的実体男性分野と形象的実体女性分野があり、それぞれ陽性と陰性の多様な正分合作用で一体化し、神様の自体内で現象化され実存していました。」


形象的実体男性分野と形象的実体女性分野の意味は、これから解説される本体論から知ることが出来ますので待ってください。今この段階では、男性分野は本性相のことであり、女性分野とは本形状であると伝えておきます。参考に次のみ言を紹介しておきます。


四大心情圏と三大王権1993年12月21日16万人日本女性特別幹部修練会
「旦那さんは何かというと、神の無形実体圏にあった性相が男であり、形状が女だったのです。その男と女が愛でもって一つになっていた双子なのです。双子だから通じるようになっているし、一つになれるようになっているのです。男、女は別々に生まれても、会った場合には一つになれるようになっているのです。教えなくても一つになるような引力作用があるのです。」


次に「・・・状態である。」までの中部分の意味です。


「神様自体内で実存となって一体化していた本性相(男性分野)と本形状(女性分野)を、それぞれ構成している陽性陰性を象徴的に取り出して、一つ一つの万物として合成し、森羅万象の万物で造りあげられる被造世界として展開したのです。」


そして、「・・・天理である。」までの後部分の意味です。


「神様の自体(本体)内で一体化している本性相と本形状を構成する陽性陰性を、対象世界に展開して、男性分野と女性分野をそれぞれのペアとして象徴的に表し、創造した存在が象徴的個性真理体の万物です。そして男性分野と女性分野を、父性と母性を帯びたそのままの形で創造した存在が、形象的個性真理体としての人間です。ですから、被造世界に創造され展開されている存在体には、神様の本性相(男性分野)と本形状(女性分野)の性稟を、どの存在体からでも見ることができるのです。」


このように解説できますが、これでもまだ、本性相が何故に形象的実体男性分野と言えるのか、また本形状が形象的実体女性分野と言えるのかの説明はできていません。


真のお父様は原理原本について、次のように語っています。


「比喩と象徴性を帯びた詩的である文体で表現したので、私が直接解釈しなくては理解できない。」


原理原本の文章や文字を追っただけでは、意味が理解できないのです。


この尊い原理原本の真の意味を紐解くためには、亨進様が2012年1月に、歴史的フィナーレとして発表された「夜の神様昼の神様」のみ言を理解することが必要だったのです。このみ言により、神様が愛と心情の神様として誕生した経緯が理解できるようになるのです。つまり、神様の生命が孕まれた胎中から誕生し、赤ん坊から幼児へと成長した期間があると、真のお父様が語られたみ言が証明されるのです。


宇宙の根本 第1章 宇宙の根本秩序 1) 神様の二性性相の大展開
「神様は何のために、どのように生まれたのでしょうか。愛によって生まれました。宇宙の根本は、どのようになされたのでしょうか。愛の種があり、それが相対を中心として吸収してみたところ、神様自体が性相と形状によって構成されるようになりました。何を中心としてそのようになっているのでしょうか。愛を中心として形成されます。皆さんと同じです。父母の愛によって受けた皆さんの生命の種、一つの細胞が大きくなって今の皆さんが生まれてきたのと同じように、神様もそのように大きくなったというのです。神様も、目が生じ、鼻が生じてこのように生まれました。全く同じだというのです。」(207-27,1990.10.21)


私たちが母の胎内で受精され、胎中期間を経て誕生し、赤ん坊から幼年・少年・青年を経て成人していくと同じような成長を経て、父なる神様となったと語られているのです。


取り上げた原理原本のみ言を、もう一度読んでください。み言の最初のほうで「神の性稟(品)と二性」と解説していますが、締めくくりの部分は「性稟(品)をどこからでも見ることができるのが天理である。」となっています。


しかし、歴史的フィナーレとしての「夜の神様昼の神様」が発表される以前は、この「神様の性稟」を見ることが出来ずに、「二性性相の神様」にだけ焦点を当てられ説明され理解されてきたのです。その状況では、どんなに神様の心情、神様の真の愛と求めても、真の「神様の性稟」は浮かび上がってこなかったのです。


これまでの創造原理では、神様の作品である被造世界に、普遍的に潜んでいる共通の事実を探ることから、作者である無形の神様の神性が二性性相であることを解明しました。しかし、神様を知るもう一つの道筋として、神様の形象そのものである人間の、誕生から成長していく過程を、神様と重ね合わせることによって理解できるのです!「夜の神様昼の神様」のみ言から、これが可能になるのです。


真のお父様が原理原本を執筆され始めたのは、興南収容所から1950年10月14日に解放された後のことですから、1951年にかかる時だと思われます。そうすればその当時、原理原本執筆の最初の時点で、次のように書かれたその「神様の性稟(品)」がいよいよ解説出来る時が来たということなのです。


「したがって、創造というのは、神の性品と二性、すなわち男性と女性はすぐに陽性陰性自体を無限小で無限大に至るまで広げたのが、この天宙の本当の状態である。だから、どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。」


2021年2月の後半、「どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。」と書かれた真のお父様の切なる願いを、70年の歳月を経て果たすべく、夜の神様は臨まれました。


夜の神様が受精され、胎中期間を経て誕生し、暗闇を彷徨った赤子から幼児の時期を経て、少年・青年・成人となって父となるまでの自らの体験談を、涙ながらに教えてくださったのです。


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この「本体論」は私の思考により書かれたものではなくお父様の聖霊により教えられた解説書です!

冊子「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編より、「はじめに」の部分を引用掲載いたします。


  **「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編より引用**


はじめに
                                                菅井睦雄 
  
 この冊子「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編を手に取っていただき、心より感謝いたします。


 2021年10月に入り、二代王様は絶対性について、男女がどのように真の愛で交流するのかを、具体的に語られ始めました。また、同年3月からは心情世界が無意識世界であることや、無意識世界において鬼神を対象化せよと語られ始めました。これらのみ言は、お父様の聖霊が一人一人の心に臨んで下さる為のみ言であると確信しています。


お父さまの聖霊がすべての祝福家庭に臨んでこそ、二代王様が語られた霊肉協会の実現に繋がると思っています。そして、その為の本然の本体論と言うべき内容が、お父様の聖霊により与えられ、ここに文章としてまとめることが出来ました。


その内容を「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編と題して、発刊することとなりました。これは現時点で明らかになっている内容であり、眼を通していただき、心情の基台が地上界に展開されて行くほどに、より深い内容が与えられてくると考えています。


 2003年8月に神様の創造前の悲しみの心情と出会い、それ以来、私は夜の神様が真の愛に目覚め、愛により誕生された経緯を教えられるようになりました。真のお父様が比喩と象徴による詩的表現で語られたみ言の真意を、お父様の聖霊により、つぶさに教えられるようになったのです。


 私は神様への信仰を貫くために、ここに記述された内容は、私の思考により書かれたものではなく、お父様の聖霊により教えられたと主張します。


しかし、皆様が、王王妃として、また天一国主人としての自由と責任において、内容の真偽について判断していただければと思います。


  **引用終了**



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天一国市民の資格を確保するためには「真の父母様の本体論」教育を経なければなりません!

真のお父様が2010年7月8日に語られた「天地人真の父母定着実体み言宣布大会」のみ言において、三次にわたる真の父母様聖婚式について語られたみ言の中で、「真の父母様の本体論」教育の重要性を語られています。


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「天地人真の父母定着実体み言宣布大会」(2010/07/08, 天正宮博物館)


  <創造的三段階>
 皆様、神様は人間をご自身の子女として創造されました。絶対、唯一、不変、永遠の本体であられる神様がご自身の愛を魂として吹き込み創造した人間始祖が堕落しなかったならば、神様のような基準まで完成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を尽くして、永生するようになったでしょう。


 しかし、不幸にも人類は堕落の末裔となって暮らしています。したがって人間は、誰彼を問わず真の父母を通した重生、復活、永生の三段階の祝福を経て誕生してこそ、完成した人生を送ることができるようになるのです。言い換えれば、重生は個人的基準の生まれ変わり、復活は家庭と国家的基準の生まれ変わりであり、永生は世界的基準で全人類が共に完成し、平和の王・真の父母様に侍り、地上・天上天国を創建し、神様の祖国で永生するという意味なのです。


 そして霊界で暮らしている皆様の先祖たちまでも無形として臨在される神様の実体として、万生万事を実体主管しておられる真の父母様の時代を迎えて、すでに地上に再臨し、重生、復活、永生の三段階祝福を経て、真の父母様の本体論教育、すなわち絶対性教育を経てこそ本然の昇華圏に進んでいき、天一国市民の資格を確保できるようになるのです。


-第一段階-
 人間個々人の人生を見れば、三段階の人生を簡単に知ることができます。人間は誰もがまず神様の恩寵と父母の愛で生命が宿ると、十月十日という長くて短い期間を母親の胎内で過ごすようになります。意識水準がどの程度であっても、私たちは胎内で十月十日の期間を例外なく経て生まれてきました。保温釜の中より狭い空間であっても、その中で私たちの人生は宇宙空間よりも大きな一段階の人生を経験するようになるのです。



-第二段階-
 第二段階である地上の人生としての誕生はどうでしょうか。未知の世界に向う幼い胎児の身悶えする姿を私たちがどうして筆舌に描くことができるでしょうか。より大きく広い世界、腹中世界で想像もできない新しい次元の世界に向かって出発する新しい生命の産声は百年の計を約束する新しい時間と空間の祝福であり、歓喜です。今日皆様すべては、この第二段階での人生を祝福され、過ごしています。十月十日という時間が百年に延びただけで、私たちには行くべき道がまだ残っているということを忘れないで下さい。胎中での意識基準はすべて忘れ、より高い意識とより広い空間で心ゆくまで人生を楽しんでいると考えるかもしれませんが、皆様には永生に向かって最後の段階が残っているのです。



-第三段階-
 第三段階がまさに人間が完成し、入って生きる永生の世界、すなわち霊界です。堕落した後裔である人間としては想像もつかない未知の世界です。時空を超越して生きる世界です。腹中の胎児が地上界を想像することができないように、地上界で空気を呼吸して生きる肉身を用いた人間では、霊人体として生まれ、真の愛を呼吸して生きる霊界での生活を簡単に理解することができないでしょう。


 皆様、死に直面すれば、人間は恐れおののくようになります。恐怖を感じるようになります。それは死が何を意味するのか分からないからです。不幸にも人類歴史が六千年期間を経てきながらも、誰一人として死に対する真実を明かし、教えてくれた人が一人もいませんでした。しかし今や歴史の終末期になり、人類の真の父母が初めてその天秘を明かしてくれるのです。


  **抜粋引用終了**


「真の父母様の本体論」にこそ「絶対性教育」の奥義があり、理解できれば「八大教材教本」の全てのみ言に秘められている、「キリスト」としての真のお父様の心情世界を読み取ることができるようになるのです。


一人でも真の父母の真のお父様の、本体である夜の神様についての、本質的解説書である「真の父母様の本体論」です。夜の神様と真のお父様が一体となったキリストは、聖霊として顕現する心情エネルギーによって、天宙の全てを顕現させている源となる存在です。


神様を誕生させた「真の愛」は、私たちがこれまで学び感じ取ってきた次元とは、大きく違っていることを、「真の父母様の本体論」を通して悟ることが出来るでしょう。



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